契印(けいいん)とは、2枚以上の契約書が連続した1つの文書であることを示すために、
「両ページにまたがって押すハンコ」のことです。
見開きに押すことで文書の抜き取りや差し替えを防ぎ、契約書のページが
正しく連続していることを証明します。
契印を押すのはこんなとき
契印は、契約書が複数ページになる場合や、株主総会・取締役会の議事録、
法人登記の申請書・定款などが2枚以上になるときに用いられます。
外国人の方が日本で会社設立する際も、「契印」またはサインでの契印が必要になる場合があります。
契印の押し方
契印の方法は、書類の製本形態によって異なります。
1. ホチキス止めされた契約書
ページ数が少なくホチキスで止めた契約書は、すべてのページの見開き部分にまたがって
ハンコを押します。
契約の署名に使った印鑑と同じハンコを用い、署名・押印している全員が契印を押す必要があります。
- 段差ができて押しにくいときは、紙を足して高さを調整
- なつ印マットを使う
- ハンコを真上からしっかり押す
もし失敗してしまったら、別の位置に押し直しましょう。
上から重ねて押すと余計に乱れる可能性があるため注意が必要です。
2. 製本された契約書(袋とじ)
ページ数が多い場合は袋とじにして製本する方法がおすすめです。
この場合、表紙または裏表紙の製本テープと紙にまたがるように1箇所ハンコを押せばOK。
製本テープをはがさない限り、ページの差し替えが困難になるため、各ページに契印を押す必要はありません。
袋とじなら文書の一体性が明確で、全員で1枚1枚に契印を押す手間も大幅に省けます。
契約書が多ページになるときは、契約書用の製本テープを活用してみましょう。
契印と割印の違い
契印と割印はよく混同されますが、役割が異なるハンコです。
| 契印(けいいん) | 割印(わりいん) |
|---|---|
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まとめ
契印は、複数ページの契約書や議事録などを一続きの文書と証明するためのハンコです。
ホチキス止めなら各ページの見開きに、袋とじ製本なら製本テープに一箇所押すことで、抜き取り・差し替えの抑止効果を高められます。
「割印」とは用途が異なるため、状況に応じた使い分けを意識しましょう。
契約書を作成するときは、ページ数に合わせて契印の押し方や製本方法を選ぶとスムーズです。


